相談内容
Nさん(20代前半)は幼小の頃より、「他の子と馴染めない」、「親しい友人関係を築けない」、「集団的行動ができない」、「特殊なことに異常なこだわりがある」、「慣習的な暗黙のルールが分からない」、「会話で、冗談や比喩、皮肉が分からない」等があり、小学生低学年時に児童精神科を受診しました。
その後、大学病院でアスベルガー症候群と診断され、別の総合病院の小児科(18歳以降は精神科)に通院しました。
中学校は3年間にわたり不登校、高校も通信制の高校でした。
Nさん(20代前半)は幼小の頃より、「他の子と馴染めない」、「親しい友人関係を築けない」、「集団的行動ができない」、「特殊なことに異常なこだわりがある」、「慣習的な暗黙のルールが分からない」、「会話で、冗談や比喩、皮肉が分からない」等があり、小学生低学年時に児童精神科を受診しました。
その後、大学病院でアスベルガー症候群と診断され、別の総合病院の小児科(18歳以降は精神科)に通院しました。
中学校は3年間にわたり不登校、高校も通信制の高校でした。
20年近く前のため、児童精神科や大学病院にはカルテが保存されておらず、初診の証明ができませんでした。
しかし、総合病院では申請時点でも通院しており、かつ、その初診は20歳前であったので、総合病院の診断書をもって20歳前傷病による障害基礎年金として申請しました。
20歳前傷病による、2級の障害基礎年金の支給が20歳時(障害認定日)で認められました。
アスベルガー症候群は、主に対人コミュニケーションに問題があり、対人関係の不器用さや、身体の使い方がぎこちなく、そのために就労や社会生活に困難があり適応できないものです。
診断書を依頼する際には、日常生活・就労についてどれほど支障があるかを、医師に十分に伝えた上で診断書を依頼する必要があります。
※当事務所が参加するグループの解決事例です。